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女性向け Flash 写真スライドショーを作る時に調べたこと・考えたこと

寺井 周平

寺井 周平

デザイン,技術

先月ぐらいから調べていたのでした。実際に何を作ったかは近日公開できる予定ですが、「ターゲットユーザ」に向けて、ターゲットユーザ層でない制作者がサイトをデザインする時は、本当にビックリするぐらい価値観が違うので気をつけようと自戒しました。

以前からいわゆる「フォトギャラリー」の見せ方には興味があったので参考になりそうな素敵サイトを個人的にいろいろブックマークしていました。興味ある方は参考にどうぞ。
http://delicious.com/trick7/photogallery

調査前

写真スライドショーというのは「写真」を見せるためのものであるから、それを貼る台紙、つまりFlashでいう背景は控え目にすべきだと思っていました。実際に書店に並ぶ写真集をいろいろ見ましたが、白台紙に写真をレイアウトしているものが圧倒的に多かった。(ちなみに、黒バックも同数ぐらいかなと考えていたけれど、意外に少なかった。)写真集は僕の想定通り「白バック・黒バック・写真のみトリミング」された写真集が多く、写真の見せ方としてはこれが定石。

要するに僕は海外の制作スタジオである「group94」さんが手掛けられているサイト的なフォトギャラリーを作ろうと鼻息を荒くしていたわけです。

調査後

ターゲット同年代の社内の女性に、いくつかサイトを見てもらったり意見を聞いたりしたところ、そもそもの方向性が違うことに気付かされました。

  • 写真の露出やレンズの情報にはそんなに興味ない。
  • 撮影はコンパクトデジカメです。一眼レフは持ってないor持ってかない。
  • 女性(人物)の写真がうつっているとイメージしやすくていい。
  • マスキングテープやペンなどで写真をコラージュレイアウトしてオリジナルアルバムを作ることがある。
  • コラージュの要素として、オリジナルイラストを書き込んだり、写真上にペン書きすることもある。
  • ピンクかオレンジがいい(1人からしか聞いてないけどw)

写真に対するスタンスが男の僕と全然違う。"アングル"や"ぼけ"といった「写真の美しさ」云々というより、「スナップ感」「話のネタ」重視という印象。そりゃプリクラに慣れ親しんだ世代は僕とは違う感覚だよねぇ。
デザインの参考書籍を探す時は「写真集」コーナーではなく、「女性ファッション誌」「かわいい雑貨の本」コーナーに入り浸るべし。

それをふまえて

  • ノングリッドなレイアウト
  • そんなに写真サイズは大きくなくてもいいよね。
  • Flash制作者が技術的に驚くようなテクニックは当然気付かれない。
  • 音鳴らすとカワイイ

もちろんWebの見せ方として自分の思いも入れる必要はあるけれど、なんせオッサンなので譲るところは譲る。

実際に作ったものを使ってもらったフィードバックをうけて

UIに期待していない。ユーザインタラクションを待つ状態で「何やったらいいのか呆然とする」ことが、僕の想像以上に多い(まぁ僕のUIデザインがショボイのもあるけど)。それならいっそ、全自動で流れ続けるスライドショーでいい。

僕みたいなFlashやってる人がよくやる「サイトにギミックが隠されていないか探す」という行為は特殊なサイトの見方なのだと思います。普通のユーザは僕らが思っているほどマウスカーソルを動かさない。なのでロールオーバーボタンでさえ常時明滅させたりしていないと見落とされることがありそうです。

スライドショーなんだから変に操作に自由度持たせずに、「スライド」を「ショー」させればいいんだということを学びました。Flash見まくってる僕の悪い癖かもしれない。

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