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[Adobe Max 2009] カンファレンス速報:Flash for iPhoneについて このエントリーを含むはてなブックマーク BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク

こんにちは、研究員の鈴木です。

昨日の基調講演で、ついにFlash Application for iPhoneについての発表がありましたね!

adobemax03.jpg

本当は、昨日の基調講演の模様を書こうとおもっていたのですが、Flash for iPhoneのトピックが特に興味深かったので、まず、Flash for iPhoneについてカンファレンスで発表になった部分を中心に書いてみたいと思います。

既に、clockmaker様がスゴく素敵なまとめエントリーをポストして下さっているので、特に、アプリのレビュー周りは、clockmaker様の記事の方を見て頂ければと思います!

基調講演で発表されたFlash for IPhone

10月5日9時半にスタートした基調講演で、今回のFlash for iPhoneの発表がありました。

adobemax04.jpg

ホント、いきなり、お茶目なムービーが始まったかと思えば発表されてて、最初は何の事か良くわかなかったのですが、その後の説明やセッションを通じて分かって来た事をまとめてみようと思います。

Flash for iPhoneとは?

まず、Flash for iPhoneは次のFlash Professional CS5に追加される機能で、簡単に言うと、AS3.0で記述された、Flashプロジェクト(通常、.fla形式のファイル)をiPhoneアプリ用に書き出す事ができます。

このiPhone用に書き出されたFlashプロジェクトは、iPoneのネイティブアプリとして動作し、AppleのAppStore経由で、配布や販売する事が可能になります。

既に、Adobe Labsのサイトに掲載されている、7つのアプリケーションがAppStoreにあるので、
Flash for iPhoneのアプリを実際に試してみたい方は、是非ダウンロードして遊んでみてください。

あと、clockmaker様が、既に実際にダウンロードされた各アプリのレビュー記事を掲載してくださっているので、clockmaker様の記事を読むと、どんなアプリかの雰囲気が分かるかと思いますよ。

実は、僕もclockmaker様のレビューまでしかアプリは追えていないんですよね。。。

Flash for iPhoneの作り方は?

Flash for iPhoneでアプリを作るには、まず、Flash Professional CS5が必要になります。
(いずれ、FlashBuiderや、FlashCatalystにも対応する予定らしいですよ。)

IPhoneへの書き出し方は、「パブリッシュ設定」のパネルに、「iPhone形式」という選択肢が追加されるので、それを選択する事でiPhoneアプリとして書き出されるようです。



こちらのムービーの29分目あたりから、書き出しのデモが見れます。

ただ、今現在、Flash Professional CS5はプライベートテストの段階であり、年内にパブリックベータに切り替わるのを待つ必要があります。

パブリックベータへ参加を希望される方は、こちらからサインアップして登録する事ができるようになっており、登録しておくと、配布が始まったタイミングで告知をしてくれるそうです。

iPhoneにFlashPlayerが搭載された訳では無い

Flashアプリ for iPhoneと聞くと、Flashで作成されたサイトがiPhoneで閲覧できるようになったと思ってしまうのですが、今回のFlash for iPhoneは、FlashPlayer自体がiPhoneに搭載されたわけではないので、Flashで作られたWEBサイトを、iPhoneのブラウザで閲覧したりする事はできません。

ただ、面白い点は、Flashで作られたWEBサイトをiPhoneアプリとして書き出してしまえば、Flashアプリとして、配布する事が可能になる点ですね!

プロモーション向け、Flashサイトをアプリとして配布できるようになるのは、非常に面白いなぁと感じました。

もちろん、この場合にも注意する点があり、iPhoneにはFlashPlayerが搭載されていないので、Flashアプリ経由で外部SWFファイルをロードして実行する事はできません。

これまで作った携帯FlashゲームをiPhoneアプリにできるのか?

Flash for iPhoneは、AS3.0で作成されたプロジェクトしか現段階では、サポートしないと発表しています。
ですので、携帯ゲームコンテンツなど、Flash Liteで制作されたコンテンツは一度、AS3.0形式にしてからでないと、iPhoneアプリへの移植は現段階の発表内容をみると難しそうです。

iPhoneの開発者登録をしておく必要がある

Flash CS5経由で作成された、iPhoneアプリは、Apple AppStoreで配布されるので、Appleのデベロッパー登録をしておく必要性があります。

新たに追加された、GestureEventに関して

Flash for iPhoneって実際、どの程度のiPhoneのネイティブ機能にアクセスできるのか、非常に興味深いですよね。

今日の基調講演で、Flash for iPhone以外にも、FlashPlayer10.1が発表になりました。このFlashPlayer10.1は、GoogleのAndroid携帯にも搭載される予定で、目玉機能の一つにマルチタッチの機能があります。

マルチタッチを扱うには、GestureEventクラスと、TransformGestureEventクラスがあります。

まず、GestureEventクラスには、

  •  GESTURE_TWO_FINGER_TAP
  •  GESTURE_PRESS_AND_TAP


  • というメソッドがあり、画面をタップをした時の挙動を扱うクラスです。

    次にTransformGestureEventクラスには、

  •  GESTURE_PAN
  •  GESTURE_ROTATE
  •  GESTURE_ZOOM


  • というメソッドがあり、こちらは、画面内のオブジェクトを移動、回転、ズーム等を扱うクラスです。

    おそらく、これらのジェスチャー・クラスがFlash for iPhoneでFlashアプリを作成する際にも重要なEventクラスなんではないかなぁと思っています。

    今回の記事は、Flash for iPhoneについてのみ書いてみましたが、実は、FlashPlayer10.1の登場で、Flashのプロジェクトを、iPhone、Google Android、Palm、Windows Mobileの4つのスマートフォンに対応して作る事が出来る事になった点が非常に大きいのではないかと思います。

    もし、今日のカンファレンスで追加の発表等がありましたら、逐次、MTLブログやtwitterの方で発言して行きますね!

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    コメント (1)

    フナミタカオ:

    報告ありがとうございます!
    iTunes経由で、アプリをiPhoneに送るあたりも新鮮。プロビジョニングなしで行けるのだろうか?
    Xcodeいらずなんですね。
    あとはiPhoneのメモリーリークから解放されるとしたらとか、いろいろ、わくわくです。


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