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8/17 YAPC::Europe 2011 Riga(3日目)白駱駝賞発表!

川崎 有亮

川崎 有亮

イベント,海外

川崎です。無事に日本に帰国しました。

先週、ラトビア・リガで開催された YAPC::Europe 2011 最終日(3日目)のレポートです。
今年の YAPC::Europe の日本人の参加者は川崎だけでしたが、日本人的には、
最終日の一番のニュースは、牧さんの White Camel Awards‎(白駱駝賞)の受賞でしょう。
おめでとうございます!日本人では miyagawa さんに続いて2人目!(詳細は後述)

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Jesse Vincent - Perl 5.16 and beyond

さてまず、3日目のメイントークは、Perl 5 コアの開発リーダー Jesse Vincent (obra) さんから。
資料は既に slideshare で公開されています。
Perl 5 コア開発の今後の方向性にについて、解説されました。
注目ポイントをピックアップしてご紹介します。

まず、"use v5.16;" のようなバージョン宣言の解釈の変更について。
これは、「5.16 以上の Perl 5 なら何でも歓迎します」という意味ではなくて、
「5.16 のように動く Perl 5 を希望します」という意味に解釈されるようになります。
5.18 以降のランタイム(perl)も「できるだけ」5.16 と同等に振舞うようにする。
完全な互換性は無理としても、できるだけ互換性を保つようです。

これをさらに発展させた構想は、
use v5.16 のスコープでは 5.16 用のモジュールが稼働して、
use v5.14 のスコープでは 5.14 用のモジュールが稼働する仕組み。
これを実現するには、バージョンごとに異なるモジュールを稼働させるための階層構造を
取り入れたモジュール管理も必要になってきます。

"use v5.12;" を宣言すると、use strict も自動的に適用されるようになりました。
今後、use v5.16 以降で変更される(変更を検討している)動作としては、例えば、
・use warnings を自動的に適用
・エラー時に undef などを返さずに die する
・1引数・2引数の open() 関数を禁止する
・シングルクオート ' によるパッケージ名セパレータの廃止
(Perl 5 では :: を使いますが、Perl 4&jcode.pl の頃は ' を使ってました)
・Latin-1 でなくて utf-8 をデフォルトとする
などが挙げられていました。

Yusuke Kawasaki - ‎Hack For Japan‎

3日目は、川崎の2本目のトーク「Hack For Japan」も発表させて頂きました。
こちらでは日本の震災に関するニュースはもうほとんどなくなってしまっているようです。
日本でも報道は減っていますし、もう5ヶ月が経って、遠い日本の情報が減るのも理解できます。
3月の地震直後の状況や、6月に視察・ヒアリングに行った際の現地の状況を紹介してから、
その後の国内外のハッカーの取り組みと、Hack For Japan の活動とアプリを紹介し、
福島ガイガーカウンター勉強会で作成した自作ガイガーカウンター実物デモを行いました。

(資料は後で載せます)

(祝)JPA 牧さんが White Camel Awards 受賞!

brian d foy さんからは、今年の White Camel Awards‎(白駱駝賞)が発表されました。
毎年3人ずつ、Perl コミュニティの発展に貢献した人が表彰され、贈られる賞です。
今年は日本からも Japan Perl Association (JPA) の活動が評価された牧さんが受賞!
ちなみに 牧さんのブログ でも紹介されている通り、
受賞者本人には事前通知なく、会場からのツイートで知ったそうです。

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牧さん以外には、Perl ウェブサイトのリニューアル(現代化)を行った Leo Lapworth さんと、
今回の YAPC::Europe のオーガナイザーで、出身のロシア国内に限らず、旧ソ連圏・東欧各国で
精力的に Perl の Workshop イベントなどを開催されてきた Andrew Shitov さんが受賞しました。
おめでとうございます!

Philippe Bruhat - "BUT WAIT, THERE'S MORE"

ライトニングトークが続きます。BooK さんのトークのタイトルは正しくは
「Write programs like oneliners」ですが、面白かったのはこのスライド。

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ライトニングトークは1人あたり5分間と決まっているのに、5分のチャイムが鳴らされると、
それを見計らったかのように「でも待って!まだあるんだ!」のスライドを表示。
これは明らかに反則だと思いますが、面白かったから、許されてしまう。(笑)

Larry Wall - PIMC (Perl Is My Community)

オマケで、最終日の Larry Wall さん。「PIMC」の T シャツを着ていました。
「PIMC」は「Perl Is My Community」という意味です。

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