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[RECRUIT×三井不動産] 市民参加で新規事業「8/29柏の葉ッカソン」

2015/09/14

「Smart City Innovation Program」とは

「Smart City Innovation Program」とは、三井不動産グループが最先端の街づくりに取り組んでいる「柏の葉スマートシティ(千葉県柏市)」を舞台に、「Recruit Ventures」の新規事業開発制度のしくみをとりいれ、オープンイノベーションで街の課題を解決するための提案や検証を行う新しい取り組みです。

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まだ、スタートから間もないですが、各種メディアにもとりあげられるなど、社会的な注目も増してきており、今後の展開も期待されています。8月29日、この取り組みの一環として「柏の葉ッカソン -街の声を聞きに行こう-」が、開催されました。

このイベントは7月に開始した「Smart City Innovation Program」の3回目の催しです。エントリーしたリクルート社員のチームが、事業案のアイデアを携え、実際に現地を訪れます。そして、柏の葉で活動する地域団体や住民の皆様と、街の課題についてヒアリングをおこなったり、アイデアのブラッシュアップなどを行います。

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(写真: イベントの司会を務めた、左: ミス成蹊大学 スターバンク 土谷梓氏
右: RECRUIT MediaTechnology Lab./Open Innovation team. 大西ラドクリフ貴士)

一次審査会を前に、自分の事業プランが思い込みではないか? を、実際に街の課題を肌で感じ、街の声を聞きにいく、大変貴重な機会。

柏の葉ッカソンは、3部構成となり、第1部では、各関係者のご挨拶からはじまりました。

■第1部 : 各関係者よりのご挨拶

今回の取り組みは、三井不動産の呼びかけを中心に、柏市で活動する方々の協力を得ることで動き出すことができました。
開会のご挨拶として、各協力者の方々の、この取り組みに対するそれぞれの想いを熱く語って頂きました。

▼Media Technology Lab.(以下MTL)室長 麻生要一

RECRUIT VENTURESからは、MTL室長の麻生が、RECRUITとしてテーマ「街」に取り組む意義について語りました。

三井不動産グループとRECRUITグループのオープンイノベーションで、柏市を舞台に新規事業を生み出す。という今回の取り組みは、社外からも注目されています。

MTL麻生はまず、

「これまでRecruit Venturesは社内開催を続けてきましたが、三井不動産ならびに柏市行政の皆様の協力を得て、この度はじめて『オープンイノベーションによるRecruit Ventures』を開催いたします。」

と宣言。

さらに「生み出す事業モデルは、メディアでも、IoTでも、オープンデータ化でも、もしくは一切ITを活用しなくても構いません。「街」における実際のステ―クホルダーと共創することで、「街」に根ざした課題を、この時代のリクルートだからこそできるやりかたで解決したい。社会課題を解決するビジネスを立ち上げたい皆さんを本気で支援し、並走します。」と意気込みを語りました。
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(写真: 今回のプログラムの意義を話す MTL麻生)

つづいて、共同開催社であり柏市での牽引役として、取り組みを推し進めてくださっている三井不動産レジデンシャル株式会社の河合氏、新規事業の実証実験の舞台となる柏市の奥山氏をはじめとし、各関係者から想いのこもった意気込みが語られました。

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(写真: 三井不動産レジデンシャル株式会社から 千葉支店長(執行役員) 河合氏)

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(写真: 柏市役所 企画部 参事 奥山氏)

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(写真: 総務省 情報流通振興課 課長補佐 梶原氏)

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(写真: UDCK 副センター長 三牧氏)
今回、RECRUIT VENTURESを通してRECRUIT内で事業プランを募集するのと同時に、柏の葉でも市民の方々への一般公募でもビジネスアイデアコンテストを開催していました。
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(写真: 柏の葉市民による一般公募部門 優秀賞を表彰する、MTL麻生)

市民の方々から集まった事業プランの数は、なんと68件・・・!
MTL麻生も一般部門の表彰式に参加しました。
柏の葉は、市民の方々からも素晴らしいアイデアが出てくる、参加意欲の非常に強い先進的な街です。
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(写真: 柏の葉市民による一般公募部門の受賞者とプレゼンター)

■第2部 : ワールドカフェ

第2部では、RECRUITの各エントリー者たちが、柏市の参加者の方々へアイデアをぶつけます。

ここで、RECRUIT VENTURESでSmart City Innovation Programのインキュベーションを担当している大西ラドクリフ貴士から、あらためて本イベントの目的のリマインドをさせて頂きました。

本日の目的

一次審査会に向けて、
・市民の生の声に耳を傾けること
・市役所の職員から、リアルな街の課題を聞くこと
・現地のNPOや活動家から、専門的なアドバイスをもらうこと
・いち早く自分の事業プランが自分の思い込みであることに気づき、生の声を元に、よりリアリティーのある課題と解決策に近づけること。

以上を念頭においていただきつつ……

「RECRUIT vs 柏の葉、ディスカッションスタート!」

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(写真: 柏の葉の市民の方々へアイデアを説明するRECRUIT参加者)

ディスカッションの様子は、ゲスト参加頂いた『グラフィックレコード隊』の方々が美しい議事録としてまとめて下さっています!ところで皆さん、

『グラッフィックレコード』

って知ってますか? 議事録をビジュアルでまとめていく素敵な手法のことです!
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(写真: 柏市とRECRUITのディスカッションの議事録を取るグラッフィックレコーダー)

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(写真: 柏の葉の市民の方々と盛り上がるディスカッションの様子)

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(写真: 柏の葉の市民の方々の声に真剣に耳を傾けるRECRUIT参加者)

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(写真: 柏の葉の市民の方々の生の声に驚く表情のRECRUIT参加者)

「ディスカッション終了!」

20分 x 5回転、合計100分間のディスカッションタイムは、あっという間に過ぎ去りました。
参加者は、それぞれ実りあるフィードバックを得て、充実した時間を過ごせたようです。

そしてこちら、

グラフィックレコード隊の驚きのアウトプット達!

ディスカッションで飛び交う意見を、グラフィック化することで、課題や事業価値が明確化。
それを、見ながら話し合うことで、さらにディスカッションの精度が上がってゆきます。
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(写真: 市民とRECRUITのディスカッションのグラッフィックレコード例)

■第3部 : 講評トークセッション

第3部では、柏の葉ッカソンを振り返るかたちで、講評トークセッションが行われました。

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パネラーは写真左より、
リクルート住まいカンパニー SUUMO 編集長 池本 洋一氏
リクルートホールディングス Media Technology Lab. 室長 麻生 要一
三井不動産 ベンチャー共創事業部 光村 圭一郎氏

ファシリテーターは、
リクルートホールディングス Media Technology Lab. /Open Innovation Team 大西ラドクリフ貴士
がつとめました。

三井不動産 光村氏は、
「特に地域を中心に展開するサービスにおいては、ユーザーとサービサーの垣根が無くなるようなサービスにチャンス有りなのでは」と、期待をのべて下さいました。
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(写真: 講評ディスカッション 左からパネラー: SUUMO池本氏、MTL麻生、三井不動産 光村氏、 MTLラドクリフ)

MTL麻生は、
「自分がビジネス観点でフィードバックするよりも、市民の声の方が痛みがともなうことで、より的確なフィードバックになっている。新規事業のプロセスとして、取り組み自体が素晴らしい。」と、驚きの声をあげていました。

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(写真: 講評ディスカッション MTL麻生)

SUUMO 編集長 池本氏は、
「僕らみたいな東京に住んでる人の発想だと、生まれないアイデアとか視点が、郊外の方にはあると思う。僕たちが前に座っちゃってますけど、ほんとはこれ市民の方々のご意見をもっと聞きたいよね? マイクまわさない?(笑) 」と、市民の方からの声を募る場面も。

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(写真: 講評ディスカッション SUUMO 編集長 池本氏)

柏市の方々からも次々と挙手があり、感想が述べられました。

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(写真: 講評トークセッション「ぜひ柏市でやってほしい」とアイデアをほめる柏市の参加者)

以上、8/29(土) に開催された「柏の葉ッカソン」のレポートをお送りしてきました。

長い1日となりましたが、RECRUIT、柏市の参加者ともに大変実りのあるイベントとなりました。

MTL麻生の
「市民の方々の声の方が、痛みがともなうことで、より的確なフィードバックになっている。新規事業のプロセスとして、取り組み自体が素晴らしい。」
という言葉が、「Smart City Innovation Program」の意義と可能性を表していると思います。

三井不動産、柏市といった街を巻き込み、オープンなプロセスで進む新規事業開発の今後が楽しみです。

NEWRING史上初の、オープンイノベーションによる新規事業開発。
はたして、一次審査を突破するチームは生まれるのでしょうか?

今後の動きに大注目です!