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「テクノロジーで社会をよくする」団体には、無償会場提供 も? PAAKで起こるイノベーションイベントに密着!

2015/07/01

いきなりですが、TECH LAB PAAKをご存知ですか?

TECH LAB PAAKは渋谷のアップルストアの上にある、株式会社リクルートホールディングス(以下、リクルート)が運営する会員制のコワーキングスペースです。コワーキングスペースと一言にいっても、「テクノロジーをベースとした新しい価値の創造を支援する」ことを目的とした場であり、会員になるには審査が必要です。いつでも自由にWi-fiや電源を利用できるだけでなく、ドリンクやスナックもなんとフリー。さらに、オープンな場で、同じ志をもつ仲間との交流をすることができる、若手スタートアップには夢のような場所です。

普段は会員が使うためのスペースですが、イベントの会場としても使われることも多いのだそうです。いったいどんなイベントが開催されているのか気になったので、6月14日、TECH LAB PAAKに潜入することにしました!

150614_0【びっしりと予定がつめこまれたカレンダー!】

「技術投資団体」の進捗共有にとどまらない進捗共有会

この日の午前中に開催されていたのはTECHFUNDのSUNDAY MORNING。

TECHFUNDはお金を出資するのではなく、技術やノウハウを投資することで株式を引き受ける『SUNRISE PROGRAM』というシードアクセラレーションプログラムを実施している「技術投資団体」です。

この『SUNDAY MORNING』は、2週間に一度開催されているイベントで、SUNRISE PROGRAM#2に採択された「2期生」の、進捗の共有の場、メンターからのレクチャーの場、起業家同士の親睦を深める場として、運営されています。

SUNDAY MORNINGの名にふさわしく、朝10:00に会場に集合。

冒頭には、TECHFUND共同代表の川原ぴいすけ氏からTECHFUNDの経営合宿の報告があり、和やかな雰囲気で会はスタートしました。続く、元株式会社サイバーエージェントのエンジニア採用担当であり、TECHFUND共同代表の松山雄太氏から「スタートアップのエンジニア採用」のレクチャー、現株式会社リクルートキャリアの開発ディレクターの尾澤元紀氏からは、「TECHFUND流の事業アイデアの仮説検証と開発フロー」のレクチャーに対し、熱心に聞き入っている起業家たちの姿が印象的でした。

150614_1【松山雄太氏より「スタートアップのエンジニア採用」のレクチャー】

10:30からは進捗の共有。

2期生の起業家からはリーンキャンバスや、MVPキャンバスを用いて、2週間の仮説検証の結果が共有され、時にメンターから厳しい意見が飛ぶ場面もありました。

SUNDAY MORNING にはTECHFUNDのメンターと起業家のほかにも、今後投資を検討している投資家も参加していました。

今後事業化していく際、スタートアップは投資を受ける必要があります。そのため、TECHFUNDは投資家にSUNDAY MORNING参加を呼びかけ、「起業家と共に走る」と自らが謳うように、技術だけを投資するのではなく、投資家にアピールできる場も起業家に提供しています。

150614_2【ランチを食べながら、個別に相談する2期生とそれに応えるメンター2人…!】

今回プレゼンされた事業内容は私も早く使ってみたい! と思うようなサービスばかりでした。サービスのリリースが楽しみです!

初心者の女の子限定のアプリ開発講座!?

 


打って変わって、午後はDesign girlsのiOSアプリ開発体験会が開催されました。

Design girlsは、普段は初心者の女性限定のWebデザイン講座をしており、今回は彼女たちの初めての試みで、iOSアプリ開発体験会が開催されました。

150614_4【大学生から30代の方まで幅広い女の子が28名も集まりました!】

現在リクルートでUXデザイナーをしていて、Design girlsの代表である福田恵里氏の挨拶のあと、講師陣の紹介があり、講義がスタート。

前半の講師はリクルートでエンジニアをしている横尾千明氏。

初心者向け、ということもあって、iOSアプリの開発に使うツール(Xcode等)の立ち上げ方から丁寧に話していたのが印象的でした。

後半の講師は松本崚氏。リクルートのエンジニアで、なんとDesign girls初めての男性講師だそうです。

後半は、前半に修得した知識をもとに、実際にコードを書いて機能をつけていきました。

わからないこともすぐ聞けるよう、現リクルートのエンジニアの木下祐介氏、大竹花歩氏と強力なメンターが近くにおり、初心者でも着実に進めることができていました。

150614_6【わからないところをすぐメンターに聞くことができるのもDesign girlsの人気の秘訣】

苦戦しながらも作り上げたアプリが自分のデバイスで動いている姿に参加者の感動もひとしお。

本当は12時間くらいかけて行うはずのものを今回は4時間でやってしまうのだから、講師陣も参加者も本当にすごい…!

150614_5【かわいいカウンターアプリが完成!どんなものかは体験してからのお楽しみ・・・♪】

貴重な休みの時間を使い、Design girlsの活動をしていく中で福田氏が伝えたいのは、「自分のアイデアを形にする」ってすごく素敵なこと、ということ。

福田氏自身、デザインやプログラミングのスキルを身につけるのに苦労した経験があり、初心者の女の子でも、それらに抵抗がないように最初の「楽しさ」がわかった!という体験を増やしたいと、Design girlsを立ち上げたんだそう。

参加者からも、「また参加したいです!」「長期講座も開催してほしい!」といった声が多く聞かれ、Design girlsの人気と需要の高さ、またプログラミングという一見とっつきにくそうなテーマに対し、女の子が興味を持つきっかけになっているのだと感じました。

新しい講座も企画中とのことで、これからどんな新しい講義が開催されるのか楽しみです!

一日を終えて…

 


午前は、事業化を目指す起業家の言わば中間報告会、
午後は、初心者の女性を対象にしたプログラミング体験講座。

TECH LAB PAAK事務局に、対照的に思える2つのイベントに場所を提供した理由を聞くと、「TECH LAB PAAKは、業種や、プロ・アマは関係なく、『テクノロジーで世界を良くする』ためのイベント・団体を支援していきたい」のだと話してくれました。

実際、アナウンスされていないものも含め、ほぼ毎日のように団体に場所使ってもらっているんだそう。(毎日でもイベントはやりたいくらいだけど、会員さんのメリットを考えると・・・という悩みも話してくれました。)

その様子はまるで、リクルートR&DやTECH LAB PAAKがイノベーションを生む可能性がある団体に期待し、その思いを託しているように感じられました。

2期メンバーのお披露目も無事に6月30日に終え、また、現在新しいAcademy Memberのキックオフも無事に終了し、新しいメンバーがどんどん増えています。

新しいイノベーションの可能性に満ち溢れている、TECH LAB PAAK、これからも目が離せません……!

150614_7【Design girlsの参加者に話しかけるTECHFUND共同代表の川原ぴいすけ氏。普段出会うことのない人と出会えるのもTech lab PAAKの魅力!】

※TECH LAB PAAK http://techlabpaak.com/
TECHFUND http://techfund.jp/
Design Girls http://designgirls.girly.jp/